THE WiLDHEARTS@代官山UNIT(2/20)

最終日ぃ~~。

本日の前座は、THE GOD DAMN WHORES。とはいっても、GiNGER & THE SONIC CIRCUSの、ジンジャージョンがポジション交換しただけなんだけどね。ベース弾いてるジンジャー、見慣れないこともあって何かしっくり来ない感じだったなぁ。ジョンのエキセントリックなパフォーマンスに引いてしまう部分があったものの、なかなかの内容。

THE GOD DAMN WHORESの終了後、意外と短いインターバルで暗転。と思いきや、登場したのは初日にも前座を務めた、"ピン芸人”ROBOCHRIST。がくッ。

気を取り直して、THE WiLDHEARTSの登場。"TV Tan"のイントロを待っていた耳に届いたのは、"Greetings From Shitsville"だった。選曲こそ2日目-新曲と宣言通り変化がないものの、曲順をシャッフルしてきた。苦肉の策といったところか・・・ま、許してやろう。リッチが今ひとつセットリストを把握できていないのか、1曲目終了と同時にこれまで2曲目にもってきていた"Caffeine Bomb"を叩き始めて、ジンジャーに制止される。苦笑。今日のリッチはこの失敗が響いたのか自信なさげで、ジンジャーから度々次の曲を教えてもらうシーンを目にする。

そんなわけで、曲間が途切れがちで、ぎこちない流れになってしまったけど、何だか打ち上げみたいなリラックスしたムードで、これはこれで面白かった。

3日間、過去のパフォーマンスと比べてもベストとはいい難い内容だだったけど、クオリティの高さは十分堪能できたし、相変わらずWiLDHEARTSが自分にとって最愛のバンドだということを再認識した。

今回の来日は、再始動の挨拶代わりというところ。間もなく発表されるニュー・アルバムを引っ提げてのツアーこそが本当の勝負。その時こそ、"何が飛び出すか分からない"本来のパフォーマンスを見せてくれいッ!

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THE WiLDHEARTS@代官山UNIT(2/19)

2日め~~。本日の前座は、GiNGER&THE SONIC CIRCUS。贅沢な前座だ。

最新ソロアルバム「YONI」、前作「VALOR DEL CORAZON」、さらには、SILVER GINGER 5の曲や、WiLDHEARTSの"So Into You"を織り交ぜての1時間弱。もっと観たかったぁ。なんてったって、ハイライトは「VALOR DEL CORAZON」からの"Drinking In The Daytime"。怒涛のリフの大洪水に脳天クラクラ。

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THE WiLDHEARTS@代官山UNIT(2/18)

一体何年ぶりなのか、何回目の復活なのかよく分からなくなってきた、THE WiLDHEARTSの代官山UNITでの3Daysいよいよ開幕。

メンバーがステージに登場するやいなや、ファンは待ちきれないとばかりに、歓声、悲鳴、叫びの集中砲火。じらすかのようにステージ上でのらりくらりと準備をするメンバー。そしてジンジャーのギターから聴こえてきたのは・・・"TV Tan"だ!! 耳に届いた瞬間から、身体中が幸福感で満たされていく。

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EVANESCENCE@横浜BLITZ(1/28)

EVANESCENCE、横浜BLITZで観てきた。「横浜にショッピング来ました」的な極々フツーの人々が集う様子は、メタラーが集うライヴに慣れた身には意外だったものの、このバンドが幅広い層に認知されていることを実感させられた。

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TRIVIUM@渋谷duo(1/15)

新世代ヘヴィメタル・ヒーローとして期待が掛かるTRIVIUM、渋谷duoで観てきました。

いやぁ良かった良かった。若いっていいねぇ。エネルギッシュだねぇ。将来が楽しみだよ。(オヤジか>自分)

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IRON MAIDEN @東京国際フォーラム(10/28)

賛否両論必至の「A MATTER OF LIFE AND DEATH」の完全再現となった、IRON MAIDENの来日公演。東京国際フォーラムに行ってきました。

今回のツアーは、予習の度合や新作の好き嫌いによって、評価が両極端に割れるのではないだろうか。新作に伴うツアーなのだから、ある意味これこそがあるべき姿なのかもしれないし、新作が気に入っている身にとっては大歓迎だったんだけど、いざその場で体験すると、複雑な気分。完全再現後に披露された名曲の数々があまりに素晴らしすぎて、もっといつものヤツが聴きたくなっちゃったりも・・・

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LOUD PARK 06 @幕張メッセ(10/14・15)

鼓膜の耐久試験の如き、爆音にまみれた至福の2日間。LOUD PARK 06から、無事生還して来ました。
結果的にこの2日間は、SLAYERのための壮大なる前座だったのか?!

ということで、印象に残ったバンドを振り返り。

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TRIBUTE TO RAINBOW @東京芸術劇場(8/4)

新日本フィルハーモニー交響楽団による「TRIBUTE TO RAINBOW」、東京芸術劇場に行って参りました。いいもの見せてもらった、聴かせてもらったという充実感で一杯です。

ジョー・リン・ターナー加入以前の曲が中心の前半、加入後の曲が中心の後半という2部構成。

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WHITESNAKE @パシフィコ横浜(5/14)

WHITESNAKE、パシフィコ横浜での公演を観て来ました。

オープニングの"Burn"は、演るとは知っていても興奮する。キーボード・ソロやギター・ソロの名フレーズが飛び出すと鳥肌が立つ。

前半のハイライト、"Standing In The Shadow Of The Blues"~"Love Hunter"~"Slow An' Easy"のメドレーも強力。切れ目なく繰り出される名曲には、胸が高鳴りっぱなし。

"Burn"も含め、名曲の数々が目の前で演奏されるわけだから、もちろん「つまらない」なんてことはなくて、「いいライヴだったよ」という結論ではあるものの・・・

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THE DARKNESS@新木場スタジオコースト(4/22)

行ってきました、THE DARKNESS。会場は新木場スタジオコースト。

いやぁー、楽しかったーーッ!!

開演前、AC/DCWHITESNAKELED ZEPPELINなど、DARKNESSに相応しい伝統的ハードロックが流れている。VAN HALENの"Jump"が流れると、我慢しきれなくなったファンが曲にあわせて手拍子を始める。続いて歓声。何だか始まる前からこんなに盛り上がるのは、久しぶりに見るねーなどと、ワクワクしていると、"ジャンプ!"の歌詞に合わせて照明が点滅。それに合わせてファンも"ジャンプ!"と大声で応える。続いて流れてきたのは、QUEENの"Don't Stop Me Now"。さらにテンション急上昇で、大声で歌いだすファン多数。コーラスに至っては、耳を疑うほどの大合唱だし・・・。

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HELLOWEEN @クラブチッタ(3/5)

HELLOWEEN、3/5(日)のクラブチッタでのライヴ、観てきました。

ライヴは決して上手いとは言えない彼らなので、どんなアルバムを引っ提げてきても、もはや期待感を持って行くことはなくなってしまったというのが正直なところ。それでも、デビュー当時から夢中になってリアルタイムで聴いてきた思い入れのあるバンドが数々の名曲を演奏する空間で、一緒に歌いたい・・・そんな思いで来日公演には毎回必ず足を運んでいる。

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THE RASMUS@渋谷duo(3/1)

THE RASMUSの2度目となる来日公演、初日の渋谷duoに行ってきました。前回は見逃しているので今回が初体験。

まず驚いたのがファン層の広さ。女性が多いのは何となく分かるけど、年齢層がメチャメチャ広い。制服姿の女子高生もいれば、白髪交じりのオバさんまで。しかもロック好きには見えない普通のオバさんですよ。(そういう自分もオッサンだけどさ・・・)
そんなに露出が多いバンドとは思えないんだけど、どういうことなんだろう。幅広い層にアピールできる音楽性の賜物だとすれば、きっかけ次第でもの凄いことになる可能性を秘めているのかなぁと思ったり。

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THUNDER "The Big TV Fun Shows"@クラブチッタ

ロード・ムービー撮影ツアーという、特別な企画で行われた今回のTHUNDER来日公演2days(2/18、19)。前回に続き、またまた両日参加してきました。

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ARCH ENEMY@新木場スタジオコースト

ARCH ENEMY来日公演初日(10/22)、新木場スタジオコーストに行って来ました。これまで、何かと都合がつかず観られなかっただけに、期待度大。初体験がクリス抜きというのは残念だけど・・・

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ACCEPT@渋谷AX "God Bless Ya!!"

ACCEPT、7/30(土)に渋谷AXで観て来ました。あくまで現代を生きるJUDAS PRIESTとは違って、純粋に「懐かしさ」を楽しんだ2時間。

さすがに、ウドも苦しげだったかな。音のバランスが悪いのか、声が出ていないのか、特に高音はよく聴こえない。でも、そんなこと関係ないのだ。メンバーが若干違うけど、へヴィメタルの歴史に足跡を残した名バンドが再び結集し、ファンがかつて夢中で聴いていた名曲の数々を演奏してくれる、バンドとファンの同窓会みたいなイベントなんだから。

ACCEPTとの出会いは、高校時代に聴いた「METAL HEART」が最初。タイトル曲のギターソロで"エリーゼのために"が登場するところにシビレたっけ。あの頃は、アルバム一枚一枚を何度も繰り返し聴いて噛み締めていた。アルバム一枚に臨む姿勢が今とは全然違って真剣だったなぁ。当時は当然LPで、しかも何枚も買う金は持っていないから、レンタルして「ぷちっ」というノイズに怯えながらテープにダビングしてた。そうそう、あの時は「TSUTAYA」なんてなくて、「友&愛」だったっけ(調べてみたら今でもあるらしい)。

・・・なんてことを考えながら演奏聴いてたんだけど、そんなわけで、結構始めの方で演った"Metal Heart"では、ソロのところで涙目になっちまいました(歳のせいか最近すぐ泣きそうになるんだよね)。

そんな純粋な時代に聴きまくった曲ばかりだから、久しぶりに聴いても、イントロが流れてくればすぐに身体が反応する。コーラスでは歌詞が口から勝手に出てきて、大声で歌っている自分に気づく。
ヘッドバンギングに夢中になる人、拳を振り上げっぱなしの人、サビどころか頭から丸々歌っている人、とにかく来ている人みんなから、「ACCEPT好きだったんだよぉーー!」ってオーラが沸き立ってる。
特に、"Metal Heart"、"Princess Of The Dawn"、"Balls To The Wall"あたりの「おーおおー・・・」の合唱は、声の大さといい、その太さといい、物凄い一体感。

ラストの"Balls To The Wall"での「God Bless Ya!」とか「Hey!!」の掛け声も、みんなタイミングばっちりで、気持ちよかった。自分でも驚くくらい自然に、完璧なタイミングで身体が動いて声が出てるし。

振り返ってみると、ACCEPT以降、似たようなバンドは出ていないよね。現代のエクストリーム・ミュージックのように、凶悪なリフや咆哮が表現するヘヴィネスではなく、重心の低いサウンドや男声コーラスが生み出す温かみのあるヘヴィネス。汗まみれで暴れることによる一体感ではなく、あくまでも歌、掛け声、拳によって会場全体に生まれる同志を繋ぐ絆。

あー、なんかあったかいライヴだったなー。

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THUNDER@クラブチッタ×2Days

THUNDER再結成後初の来日公演。川崎2daysの両日に参加した。

いやぁー、楽しかったねー。

登場は、例によってAC/DCの"Thunderstruck"に乗せて・・・と思いきや、「荒野の七人」のテーマ曲が流れ、ステージを覆う幕にTHUNDERのロゴとカウボーイのシルエットが投影される。彼らにしては珍しく凝った演出。
そして幕が揚がるとメンバーの勇姿。「待ってました」とばかりに物凄い歓声が響き渡る中、前作からの"Loser"で始まるカッコいいオープニングだ。当然新作からの曲で始まると思っていたから拍子抜けだったけど、前作での来日公演がなかったから、これはこれで新鮮。

セットリストは、新作からの曲を中心に、1stアルバムからのナンバーを多めに交えたもので、復活や15周年を意識した構成ではなく、あくまでも「MAGNIFICENT SEVENTH」のツアーであることを主張。ここまで新曲の比率が高いセットリストは、過去にもあまりなかったのでは? 2日間で数曲が入れ替えられていて、特に日本公演最終日となる2日目は、アンコール2回でTHE WHOの"Pinball Wizard"で締めるという、ちとスペシャルな構成だったけど、2日間どちらを観ても大満足だったろうし、両日観た人はセットリストの違いはもとより、オーディエンスとの掛け合いも違ったりしていて、楽しさ倍増だったと思う。

ダニーの力強くエモーショナルな歌声は、やはり生で聴くに限る。メンバーの息も完璧なまでにピッタリで、ライヴバンドとしての面目躍如たる素晴らしいパフォーマンス。気の合う仲間が集まって、好きな音楽を心底楽しんで演奏している、そんな雰囲気が滲み出ていて、観ている方も自然と笑顔になってしまう。

ユーモア溢れる表情・喋り・煽り方で笑わせる技は、相変わらず切れ味抜群。それでも、聴かせどころではぐっと引き締める、このギャップが心地いい。"Don't Wait For Me"なんか、涙なしには聴けませんよ。
あ、ただ終盤の「どん・うぇい・ふぉ・みぃぃ~~~~」のタメの部分は、もっと歌で引っ張って欲しかったなぁ。「どん・うぇい・ふぉ・みぃッ」でスパッと切ってブレイクしてからの、「ぐっ・ばぁ~~い」になってたところが惜しい。理想は、若かりし頃のMONSTER OF ROCKでの切なさ一杯のあの歌い方ね。
どん・うぇい・ふぉ・みぃぃ~~~い~~い~~いぃぃ~・・・
ってやって欲しいわけですよ。

この"Don't Wait For Me"や、1日目のみ演った"Love Walked In"、2日目のみの"Low Life In High Places"あたりのドラマティックな曲は、いつ聴いても感動モノ。新作からの曲もライヴ映えはバッチリで、"Fade Into The Sun"なんかは、新たな定番ソングになりそうな予感。

結局、一度解散していたことなんて忘れてしまう程、彼らのライブならではの楽しさは何も変わっていなかった。最初っから満面の笑みで参加できるライヴなんて、THUNDERでなければ味わえない。CDだけ聴いて「ピンと来ないな」と思っている人がいたら、是非ライヴに行ってみて欲しい。彼らの場合、CDはライヴに向けた予習のための教材に過ぎない、なんてことも考えてしまうほど、ライヴの良さが光っている。

見た目は完全にオヤジになっちゃったし、演ってる音楽に刺激的なものは何もないけど、いかにも英国的な湿り気とユーモアの絶妙なバランス感覚を持つ大人向けのハードロック・バンド、そして最高のライヴ・バンドとして、2度目の解散は封印して、まだまだ続け下さいね。

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RAMMSTEIN、実物はマジで凄かった!

凄すぎです!いや、そんな言葉では表現しきれません。
何が?・・・RAMMSTEINのパフォーマンスですよ!

6/3、クラブチッタでの一夜限りのショーケース・ギグ。新作のオマケDVDの映像に刺激されて買ったチケット。
初めての体験で緊張。ドキドキしながら開演を待つ。「心臓の弱い人は後ろへ下がるように」とのアナウンスが、期待感を煽る。

幕開けは新作のタイトル曲"Reise Riese"。リズム隊の繰り出す低音が物凄い圧力を持って迫ってくる。空気が振動して、腹が揺れる。ここに低音で歌うティルの声、そしてドイツ語独特の発音とが重なって、何とも重心が低いドッシリとした印象を抱かせる。いかにもドイツ的な重戦車といった趣。

始まってしばらくは、せいぜいスモークが噴射される程度。「ホントにここであの演出が見られるんだろうか?」なんて疑問が沸いてきた頃、"Feuer Frei!"が始まった。間奏の間一旦引っ込んだティルリチャード(G)、パウル(G)の3人。口に妙な機械をつけて戻ってきた。その先端にはチロチロと炎が!。「うぉーーーッ!」待ってましたとばかりに、会場のテンションが急上昇。「BANG! BANG!」の歌詞に合わせて、3人の口から火炎放射器のように放たれる火柱が交錯。「うぉーーーッ!」会場は絶叫の嵐で大騒ぎ。私自身も我を忘れて声を上げる。顔が焼けるように熱い! 尋常じゃない火炎の大きさ。

もう、それからは、火柱は立つは、爆発しまくるは、火花は降り注ぐはの大騒ぎ。爆発が起こるたびに、「びくッ」と首を縮めてしまう自分が情けない。

特に印象的なのは、「Mein Teil」での演出。曲が始まるとティルが柄にマイクを仕込んだ大きな包丁を手に、血の付いた白い帽子にエプロンという料理人のような格好で、巨大な寸胴鍋を引きずって登場。蓋を空けると中には血まみれ&傷だらけのフラケ(Key)が。

曲の途中でティルに火炎放射器が手渡され、フラケが入ったままの鍋に向かって何回も火炎放射ッ!!
ま、まじかよーッ!
これまた炎の大きさが尋常じゃない。たまらず飛び出たフラケの身体には爆竹みたいなものが多数つけられていて、パチパチと身体から火花が。逃げ惑うフラケは何ともコミカル。一見暴力的な演出にも、コミカルな雰囲気を持たせて、深刻な感じを与えないところが上手い。

他にも、ティルは、炎上するコートを着て歌ったり、火花が噴射される弓を振り回したり、滝のように降り注ぐ火の粉を浴びながら歌ったりと、いろいろ楽しませてくれる。

本編最後の"Amerika"では、ラストで紙吹雪が噴射されたが、これまたスケールが凄い。紙吹雪で前が見えなくなった経験がありますか? なんと紙吹雪でステージが見えない状態になってしまうのだ!

いくら語っても、あの凄さは実際に体感してみないと分からない。写真や映像では全然伝わっていません。ましては文章だけなんて、無理難題です。
この手の音楽が好きな人だったら、彼らのファンでなくても一度は観て欲しい。ヴィジュアル面中心のリポートになってしまったけど、決して音楽がおろそかになっているわけではない。ドイツの工業製品を思わせるような、カッチリとした高品質な演奏は、陰鬱な音楽でありながら実に爽快。

彼らを「色物」だとして批判する人もいるようだけど、色物だっていいじゃないか、楽しいんだから。そんな理由でこんな楽しいショウを観ないでいるなんてもったいないぞ。何の飾りもないステージで、Tシャツにジーンズ姿で演奏するだけがロックじゃない。ありったけのアイデアで、非日常の世界へ引きずり込んでくれる彼らのショウは、究極のロック・エンターテイメントでしょ。

あの狭い会場で、これだけの演出を実現するには、相当綿密な準備が必要だったに違いない。バンドのみならず、関係者の皆さんには賞賛の拍手と、感謝の言葉を送りたい。

ありがとぉーーーっ!

今度はショーケースとは言わず、デカい会場でもっと派手に演れるようになるといいネ。

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DIO & SPIRITUAL BEGGARSに大満足

5/29、会場のZEPP TOKYOに着いてDIOファンの多いことにビックリ!

すいません、ロニー様の歴史を軽く見てました・・・と反省。いやいや、私だってDIO大好きですよ、でも今現在の音で比べたらSPIRITUAL BEGGARSでしょ?。そうでしょ?と言い訳したくなる気持ちを抑えつつ会場入り。ステージ前のブロック後方左寄りに陣取る。

で、まずはSPIRITUAL BEGGARS。新作「DEMONS」の頭2曲を皮切りに、「MANTRAⅢ」の名曲"Euphoria"まで、カッチョいいーの一言!まず、JBの歌が凄い!咆哮の如きドスの聴いた声で、メロディを歌い上げる様は感動的。んでもって、マイケルの繰り出すフレーズに痺れる!フライングVを身体に引き寄せるようにして立て、覗き込むようにして叙情的なフレーズを弾く姿が印象的。
そんな個人技以上に、バンド全体が作り出すうねりとも言うべき、図太い波動が脳髄を刺激してクラクラ。ひたすら身を任せるのみで、あっという間の70分。短かすぎるー。単独公演でタップリ観たいゾ。

20分の休憩を挟んでDIOの登場。同じ位置に立っていても、SPIRITUAL BEGGARSの時より明らかに人口密度が高くなっている。
なぜか"Killing The Dragon"でスタート。個人的には選曲ミスだと思うものの、ロニー様の姿を目にした興奮も手伝って、周囲は想像以上に盛り上がっている。それはともかく、実際に聴いてみると耳を疑うね。こりゃホントに還暦すぎたジイさんの歌声か?と。身のこなしも軽やか。つい先日見たスキンヘッドの鋼鉄神の動きとは違うぞ。

以降は、DIOの1st、2ndの曲を軸に、4thから"Sunset Superman"、RAINBOWの"Stargazer"、"Man On The Silver Mountain"、"Long Live Rock 'N' Roll"、"Gates Of Babylon"、BLACK SABBATHの"Heaven And Hell"という、ヒストリー・オブ・ロニー・ジェイムス・ディオとも言える構成。そりゃ興奮しますって。だって歴史に残る名曲が当時と変わらない声で歌われちゃうわけだもの。ロニーの歌を聴いてる間は、あんなに興奮したSPIRITUAL BEGGARSのことが頭から消えちゃったし。

SPIRITUAL BEGGARSのうねりに対して、バンドが繰り出す音は、かなりタイトで硬い印象。メタリックな印象が強く、DIOの曲ではいい感じなんだけど、RAINBOWBLACK SABBATHの曲だと、もうチッと柔らかい感じが欲しいなーとも思う。

それにしても、このセットリストは反則でしょ。っつーか、私も含めてみんなコレを期待してたんだろうケド・・・。
DIO自身も、ファンが何を期待しているのか分かっていて、最近の曲で勝負する気はさらさらない訳でしょ。そう考えるとやっぱり、最初の"Killing The Dragon"は解せないし、新作から申し訳程度に入れた1曲"Shivers"も要らないような気がするんだなー。明らかに客のテンション下がってたもの。
だったら、"Sacred Heart"とか"All The Fools Saild Away"だって聴きたかったし、"Die Young"とか"Neon Knights"とかBLACK SABBATHはもっと聴きたかったなーと悔やまれる。つまらんギターソロ入れる位なら、演ってもいいでしょ。ドラムソロもホントは不要だけど、ちょっと面白かったから許そう。

この素晴らしい2つのバンドが同時に観れて7,500円は安いよ。大満足。

ただ・・・
先輩諸氏が残した財産を現代に蘇らせ、ハードロックの歴史を未来へ継承せんとするSPIRITUAL BEGGARS。一方で、今を生きるバンドとしての姿を完全に否定してしまったDIO。対照的な2つのバンドの姿に、一抹の寂しさも残ってしまった。

SPIRITUAL BEGGARSは、もう一度単独で演ってもらいたい。(この際ARCH ENEMYとダブル・ヘッドライナーでもよし)
DIOの方は、つまらないアルバム作って、それにかこつけてツアーやる位だったら、いっそ割り切ってヒストリー・オブ・ロニー・ジェームス・ディオと称して、RAINBOWBLACK SABBATHDIO(4枚目までね)で演りまくって欲しいね。リッチー・ブラックモアトニー・アイオミなんかがゲストで駆けつけたりしてね。引退する前には是非実現を!!

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メタルゴッド上陸!(5/8横浜)

ロブ・ハルフォードの脱退を知り、「PAINKILLER」での日本公演に行けなかったことを悔やんだあの時から、早10数年。もう観ることはできないだろうとあきらめていた、ロブのいるJUDAS PRIEST。その姿を目の前に、一緒に頭を振り、拳を振り上げ、そして声を張り上げて歌った2時間は至福の時だった。

ジャパン・ツアー初日の横浜公演。10列目というチケットを手に「結構前だねー」などとニヤニヤしていたら、8列目まではステージセットで潰されており、実際には2列目という座席であることを知り、落ち着きを失い心拍数が上昇。

AC/DCの"You Shook Me All Night Long"を途中でさえぎるようにして暗転、そして"Hellion"へ。お約束とはいえ、最初の一音で涙目になる私。涙がこぼれそうになった瞬間、背中から襲い掛かってきた「おおおーおーー♪」というメロディをなぞった歌声にふと我に返る。

ロブは殆ど直立不動のまま"Electric Eye"を歌い切り、続く"Metal God"で少しずつゆっくりとステージ前方へと歩みを進める。もの凄い存在感。オーラが違う。

下半身の動きが鈍かったり、マイクスタンドを杖のようにして身体を支えたり、お立ち台の手すりにつかまりながら歌ったりと、年齢を感じてしまうシーンが多々あった。しかし、もともと激しいアクションを見せてきたバンドでもないし、かえってそのゆっくりとした動きが、邪悪な司祭ともいうべき雰囲気を醸し出すという効果も。

聴きたい曲を挙げてたらきりがないから、セットリストに不満はない。素晴らしい新作を発表し、そしてそこからの曲を織り交ぜるという構成には、まだやれるという未来を感じることができた。なにより、久しぶりに大掛かりなセットで、へヴィ・メタル・エンタテインメントを体験したなぁーという満足感で一杯。メンバーの衣装もアクションも、すべてがメタルの様式そのもの。これだよ、これ。メタルって本来こうだったよね、とシミジミしてしまった。

なんか、もっと一杯書きたいことがあったはずだけど、興奮が冷めない状態で上手く書けない・・・。
これから体験する皆さん、思い切り楽しんできて下さい。

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MEGADETH@クラブチッタ

MEGADETHデイヴ・ムステイン」という発言に、異を唱える人はいないと思う。でも、それはアルバムという録音された音源では100%正しいとしても、ビジュアルと空気が伴うライヴとなると、この公式は怪しくなってくるのではないか、と4/3のクラブチッタでのライヴを観て感じた次第。

デイヴ以外のメンバーはノー・チェックだったし興味も持っていなかった。だから、今回の来日はMEGADETHというバンドというよりも、MEGADETHの曲を演るデイヴ・ムステインを観にいくという感覚。当然、演奏中もデイヴを注視するのみ。ただ、他のメンバーも彼が選んだわけだから、一定のレベル以上であることは確かだし、テクニックが要求される数々の楽曲も危なげなくこなしていた。

"Blackmail The Universe"から始まって、"In My Darkest Hour"までの前半部は、まったくMCを挟まず怒涛の攻撃。うつむき加減のデイヴには鬼気迫るものを感じる。でも、始まって間もなく何か物足りなさを感じた私。デイヴは相変わらずカッコイイし、カリスマ性も衰えていない。しかし、他のメンバーに華やかさがない。見た目も音も・・・。

これまでずっと横にいたデヴィッド・エレフソンがいないのはやっぱり違和感を覚えたし、前回来日時の編成にも増して、ニック・メンザマーティ・フリードマンといった全盛期のメンバーが恋しくなってしまう。彼らのような個性とのぶつかり合いでこそ、MEGADETHというバンドが完成するのではないだろうか。デイヴだけではMEGADETHの曲を作ったり演奏したりできても、MEGADETHというパフォーマンス集団にはなりえないんだと思ったわけ。

名曲揃いのセットリストでたっぷり2時間。「あれも聴きたかった、これも聴きたかった」という気持ちがないわけではないが、十分堪能させて頂いたという感じ。ただ、爆音でありながら、それぞれの楽器の音がグシャグシャにならず比較的クリアに聴き取れるのに対し、デイヴの歌はこれに埋もれ気味で、曲を知っていなければ歌メロは聴き取り難い状態だったのが非常に残念。立っていた場所によっても聴こえ方が違ったのかもしれないけど、それさえなければ、内容的には文句のつけようのない完璧なライヴだった。

最後、他の3人が去った後、一人ステージに残って「マタアイマショー」という言葉を残したデイヴ。吹っ切れたかのような笑顔に、戦友を亡くして一人ぼっちになってしまったような寂しさを感じた、というのは深読みしすぎかな?

次はやはりMEGADETHという「バンド」のパフォーマンスをもう一度観たい。こんな終わりかたでは納得できないぞぉーーーー!

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